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2009年08月28日(金)

女神に報酬はいらない 

※このエントリーは激しいネタばれを含んでいます。もはや隠そうとする意志さえないように見えますが、それは決して気のせいではありません。

■いつもながら、かなり前の話を今さら書きますが、友人と映画に行ってきました。
アマルフィ 女神の報酬 公式サイト
アマルフィ 女神の報酬 (織田裕二 出演) [DVD]アマルフィ 女神の報酬 (織田裕二 出演) [DVD]
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不明

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渋東シネタワーにて。
ちょうどこの時、ぴあフィルムフェスティバルのスカラシップ作品不灯港ユーロスペースで公開中で、前年のパーク アンド ラブホテル [DVD]公式サイト)が割と好みだった私としてはそちらが気になったのですが、映画をあまり好まない連れが珍しく「織田裕二が見たい!」と強く主張なさっていたので付き合うことにしました。本当に一番観たかったのは美代子阿佐ヶ谷気分だったんですが…つくづく、人を誘いやすい作品を選べません、私。

【More・・・】

■あらすじ
外交官・黒田(織田裕二)は、クリスマスに予定された外務大臣の訪伊を前にして、あわただしい雰囲気に包まれたイタリア大使館に赴任する。しかし本当は、彼はただの新任外交官ではなく、テロ予告を受けて邦人保護のために外務省からひそかに派遣されているのだった。
時を同じくして、シングルマザーの紗江子(天海祐希)が、娘を連れてイタリア旅行に訪れる。彼女の娘は網膜症を患っていて、まもなく難しい手術に臨まなければならない。紗江子はその前に、「世界一美しい」といわれる海辺の町・アマルフィの光景を、娘の目に焼き付けてやりたかったのだ。
しかし、楽しいものになるはずだった旅行は突然、暗雲に見舞われる。訪れた美術館のトイレで、娘が突然姿を消してしまうのだ。ほどなくして、紗江子の携帯に「娘を誘拐した」との連絡が入る。たまたま居合わせていた黒田は、イタリア語ができるからと電話口に出され、とっさに「父親だ」と名乗ってしまったため、テロ予告そっちのけで娘探しに付き合わされることになる。
一見ごく普通の身代金目的の誘拐に思えたが、それにしては犯人は観光地ばかりを受け渡し場所に指定するなど不可解な動きを見せる。やがて、事件は思いもよらぬ展開を遂げる…

■とまあ、カッコよさ気にストーリーを書いてみましたが、基本的にはバカ映画です。中途半端にわかりやすくちりばめられた伏線を一生懸命拾いながら観ていると、いつの間にかツッコミどころ探しに移行してしまいます。何より、映像があちこちブツ切りなのは何でですか。素人が学芸会で流すために撮ったんでもあるまいし、何か意図があっての演出なんだろう…とは思ったのですが、最後まで観てもその「意図」とやらが何なのか、さっぱりわかりませんでした。
なお、ツッコミどころは、私がいちいち羅列するよりも、ネット上で素晴らしい評を発見いたしましたのでそちらをご覧いただきたく思います。
破壊屋_アマルフィ 女神の報酬
つい先ほどえらそうなことを書きましたが、実を言うと深海魚、この方の半分も気づけていませんでした。
しかし…黒幕が黒幕なので、いやもう伏せる必要ないか、紗江子の友人(以上恋人未満)である藤井(佐藤浩市)なので、娘の病気のことは当然知っていたものと思われます。だから彼女をアマルフィに連れて行ったのはわかるのですが、なぜ黒田と紗江子まで連れて行く必要があったのかよくわかりません。ていうかもう、ぶっちゃけアマルフィ出したかっただけでしょ!
あと、最初の「父親だ」という名のりが嘘であることも速攻バレていたはずなんですが、藤井は計画に紛れ込んできた謎の男に何か警戒心を抱かなかったのでしょうか。

私:「かなり序盤で犯人が分かっちゃって、あとは『黒田、後ろ後ろ!』状態だったよね」
友:「ちなみにどこで?」
私:「警備会社のミネルヴァが出てきて、ホテルもそこの管轄下で、ホテルを予約したのが藤井だったところ」
友:「それ気付かなかった!俺はローマで雪が降ったのに、藤井の車がキレイだったところ」
私:「あーっ、そこ気にしないで見てたー!」

よく考えたら、そこが観客ではなく黒田が黒幕に気づいた場面なんですよね。なんだってそんな所をあっさり流してたんですか私は。それじゃ、以降の黒田の行動が一切説明つかないじゃないか!

友:「まあ、ホントは佐藤浩市が出てきた時点でピンと来たけど。だって、彼いつもああいう役柄なんだもん」
私:「ちょっとまて。佐藤浩市の役柄つかんでない人でも、名前と顔さえ一致してればスタッフロールに出てくる位置で犯人だってわかっちゃうじゃんか!
友:「それもそうだ!」

その後いろいろ話していて、連れが藤井に渡されたブローチ型発信機に気づいていなかったり、私が犯行グループのメンバーがさりげなく画面に映りこんでいるのを見逃していたことも判明しました。

友:「意外と、あからさまな伏線にも気付かないもんだね。こうしてみると、説明過多なのも観客にストーリーをつかんでもらうための演出としては正しいんじゃない?」
私:「うっ、確かにそれはそうかも…でも、それ観てて楽しいか?」

しばし、落ちる沈黙。

友:「…アレだ。君が観たいって言ってたヤツを、観に行けばよかった」

わかればよろしい。

■最後に、客電が上がった途端、待ち構えていたように発された、友人の秀逸すぎるコメントを紹介して本日の締めくくりとさせていただきたいと思います。

「だったらクリスマスに公開しろよ!!」

オマケ
冒頭に書いたとおり本作を見た場所は渋東シネタワーだったので、当然その前にセンター街の雑踏の中を通過したわけです。混雑した交差点で、唐突に立ち止まる友人サマ。
さあ、どの曲かな?

私:「え…何?」
友:「マイケル・ジャクソンの動きを、ごくティピカルに、概念化したらこんな感じじゃない?!」 ←とくいげだ


とおりすがりの おかサーファー♂は ゆびをさして わらっている!
とおりすがりの おかサーファー♀は 「こらっ」といっかつして つれさった!
なんだか みてはいけないものを みたときの かおをしているぞ!

私:「物理的にも、精神的にも距離を置かせてもらっていいかな^^」
友:「やだ」

なんだって私の周りは、奇行癖のある人ばかりなんでしょうか。

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テーマ : 映画館で観た映画 - ジャンル : 映画

タグ : 御バカ日記 映画評 アマルフィ 織田裕二 天海祐希

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