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2009年08月13日(木)

最上忍法帖 

■土曜日に花火を見て、翌日はTRPGの日。ここしばらく混ぜてもらっているグルーブに、またまたお呼ばれしました。何度かご一緒させていただいたMさんとKくん、初対面のLさん、それに腐れ縁のいおがいます。
が、前日夜中に帰ってそのままソファーに倒れ、目をさました頃には「今すぐ飛び出したら、ちょっと遅れるくらいですむかもね★」って感じの時間になっていました。いやでも私、昨日の服のまま寝てたよ。さすがにそのまま出発ってわけにもいかず、内心土下座しながら大幅に遅刻する旨連絡を入れます。ちっちゃくなりながら現地に向かうと、なぜかほぼ同時にいおが来ていました。二人して終わってますが、別に示しあわせた訳ではありません。似たもの同士なだけです。

というわけで、本日のシステムは「シノビガミ」。
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(2009/05/29)
河嶋 陶一朗冒険企画局

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日本のどこかにある町、「最上町」で、現代に密かに技を伝え続ける忍者の末裔たちが戦うお話。キャラクターたちはいくつかの派閥に分かれていて、表向きの「使命」と最初は本人しか知らない「秘密」(ゲーム中に暴くことができる)を持っています。協力してふりかかる事件を解決するもよし、それぞれの使命達成に動くもよし、対立する派閥のキャラクターを倒して経験点を稼ぐもよし、といろんな遊び方のできるサイコロ・フィクションです。

【More・・・】

■ハンドアウト制だったので、政府組織「比良坂機関」の所属で、願いを叶える力のある町の御神木を無力化するように指示を受けたキャラを選択しました。表の顔はイベント会社に勤める女性社員で、御神木のある森の一帯を再開発して町おこしの花火イベントを企画するのだと言って、地上げを図ります。この時点で、町に深い思い入れのあるキャラクターとは対立するかもな、と予想はしていたのですが。GMから手渡された「秘密」を見て、絶句する深海魚。
「君はPC4(私の部下になってるキャラ。プレイヤーはMさん)を愛している。クライマックスフェーズまでにお互いが、『愛情』もしくは『狂信』の感情で結ばれていない場合、君の使命は『PC4もしくはPC4と愛情を結んでいるPCの殺害』に変更される」
ちょっと待てえええ、ヤンデレかよ!この「感情」はシステムに規定されていて、1シーンを消費してイベントを起こすとランダムで様々なものを取得することができます。つまり、双方が狙い通りの「感情」をもつには相当の幸運が必要です。ええ、無理でしたとも。

いお:「つまりラスボス戦は前座で、真のクライマックスはこのふたりの闘いってことですね!」

しかも他のキャラクターの「秘密」は、Lさんといおのキャラは神木を破壊すると消滅してしまい、一方神木は暴走していて無力化しなければ町の人がみな死んでしまう、というジレンマな設定になっています。Mさんのキャラは破壊した木の再生方法を知っているけれど、私のキャラはそれをも阻止しなければならない、もうはじめから「何人生き残れるかな」みたいなシナリオでした。もし前述の「愛」が成就した場合は、指令より情を優先して木の再生を見逃すことも考えたのですが、そもそも成就しなかったのだから仕方ありません。
というわけで、ボスを倒して安心したと思ったところで、いきなりヤンデレを発動させました。

私:「しょせん私たち、上手くいくはずなかったのよ…だから、こうするしかなかったんだわ…」
M:「姐さんがそんなに想ってくれるんなら、殺されても本望だあ!」

他のふたりが仕掛けてくる攻撃に倒れながらも、最後の力を振り絞ってボスにすら出し惜しみしていた「奥義」(必殺技)をMさんキャラに向けて放ち、御神木もろとも相打ちとなって果てました。他のキャラクターが死亡したあと、消滅を目の前にしたいおのキャラが、御神木の力の源となっている勾玉をNPCに託して再生の可能性こそ残したものの、壮絶なPvP→全滅エンドです。
問題は私の「奥義」が、「若作りの化粧を落とすと、見た相手が目から血を噴くほどダメージを受ける(クリティカル・ヒット相当)」という激しくネタに走ったものだったため、美しく話をまとめようがなくなったことでしょうか。あ、あれだよ。「こんなに年が離れてるコを好きになっちゃうなんて、私おかしいんじゃないかしら。きっと眼中にも入れてもらえないし、周りもなんて言うことか…」って悩みすぎて病んじゃったんだよ、たぶん。

■今回もとても楽しかったのですが、自分のプレイングにはかなりの不満が残りました。遅刻してキャラメイクに時間をかけられなかったこともあり、PCの能力を自分で忘れてしまうような有様だったもので。せっかく、人の感情を操作したり噂を流して社会的ダメージを与えたりできる「給湯室の女王様」を作ったのに、まったく生かせませんでした。それに、いずれ他の全員と敵対することを前提で動きすぎて、かえって自キャラにもゲーム進行にも不利になるような立ち回りをしてしまったなあと。もう少し、他の可能性を模索してみてもよかったように思います。初めてのプレイヤー間対立型シナリオだったので、ついつい張り切りすぎて空回ってしまいました。おいしい役回りではあったんですけどね。
典型的な「TとRPはあるけどGがない」タイプのプレイヤーである深海魚は、すぐにゲーム的思考を忘れてしまいます。あと数ヶ月は忙しくて本格的に活動できませんが、それが終わったらもう少しちゃんとゲーマーになろうと思いました。

■オマケ
セッション終了後、私といおがだいぶ疲れていそうだということで早めに解散したのですが、肝心の二人は駅まで行ったところでなんとなく帰りそびれてしまい、そのまま飲み明かしたのでした。皆さまの温かい心遣いを、すべて無にするバカ娘どもです。というか、私が一方的に付きあわせたんですけどね。
おかげで翌日は「働きたくないでござる、絶対に働きたくないでござる」と頭の中で何かが叫んでいましたが、いい子の私は徹夜明けの目をこすりながらちゃんとバイトに行きました。
え、そんなんで仕事になるのか、って?

なるわけねぇだろ?

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テーマ : ゲームプレイ日記 - ジャンル : ゲーム

タグ : 御バカ日記 TRPG シノビガミ PvP

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Comment

現代忍者モノとはまた面白そうな奇抜設定ですねぇ。
単発セッションですか?それにしても壮絶な設定(笑)
味のある良い全滅エンドじゃぁないですか。
奥義のせいでお笑いエンドにも見えますがw
最初から全滅フラグってのも、単発と思えば楽しめそう。
フラグも無いのにゲーム的に全滅したりすると悲しい事この上ないですしね。
(GM補正でPC助けまくっちゃうGMもどうかと思うけど、ザックザックとPC殺してくGMもどうかと・・・実在します、両方とも)

私は若年性痴呆症かというほど記憶力が酷いんで、自キャラの能力をよく忘れていて他プレイヤーから暗に教えられたり、GMが「貴様の能力欄にあるソレは何だ!」と直に指摘してきたり。
取った能力を上手く使いこなすのって難しいですよね・・・
特にキャンペーンじゃなくて単発セッションで新しいシステムとかだと、限られた時間でシステム飲み込んでキャラメイクして・・・と、プレイヤー能力がかなり要求されるような。
折角面白い能力取ったのに、イマイチ使いどころが分からないとか。
私はそこら辺が苦手なんで、よく「戦闘でも非戦闘でも全く役に立たない」キャラを作ってました。
まぁそんなのでもセッションが盛り上がったりするからTRPGは面白いともいえますが。

プレイヤー対立シナリオってのは難しいですよね。
個別のシーンが増えて時間かかったり、ゲームシステムがPC間対立を想定していないと、戦闘が泥沼化したり。
以前、キャンペーン中にノリと事故によって「バーサーク+好色」という特徴のPC(甲)が暴走して、他PC(乙)の妹(NPC)を×××して○○○してしまい、そんなサイコロを振らせたGMと、そのまま×××してしまった甲に非難殺到。
以降、想定外のPC間戦闘に発展して、挙句の果てには暗黒面に落ちてラスボス化した甲と、復讐に燃える乙の最終決戦!
と展開は面白かったですが、PC間戦闘はGM補正ゼロで泥沼化とか
ゲーム的にサポートされてないと色々と辛いw

TRPGが出来る環境が羨ましいです。
卒業してからこっち、予定も時間もとれずTRPGはもう1年以上やってない。
オンラインで出来れば・・・と思っても、映像+音声ですら物足りない、やはり直に会ってやらないと面白くないですね。
玉響 |  2009.08.13(木) 09:15 | URL |  【編集】
●単発です
さすがにこれがキャンペーンの1回目だったら、GMにまきびし4面ダイス投げつけなきゃなりません(笑)
確かにこうやって書き出してみると、けっこう味がありますね。私がもうちょっと、シリアスな主人公プレイが上手かったらなあ…
実は事故で全滅とか半壊状態になるのはけっこう好きだったりするんですが、最近のゲームは事故りませんね。キャラメイクからして運の要素が少ないですし。単発だと事故のフォローが難しいんで、コンベや不定期でいくつものシステムを単発で遊ぶタイプのユーザーさんに合わせてるんでしょうか、多数派っぽいし。
(PLが本気でRPやって物語を美しく盛り上げればどんどん助けてくれるけど、さもなくばどうやっても勝てないような敵を出してくるGMの元で育ちました…気づいたら「いかに上手いこと言うか」しか考えないプレイヤーになってました)

能力を生かすのは本当に難しいですよね…とくに今回は、初見のシステムだった上に、キャラメイク時に複数のレイヤーの技能を兼ね合いを考えて取得しなければならなかったので、正直私にはオーバースペック気味でした。数値を考えるタイプのコンピュータ・ゲームをやる人ならその辺も慣れているんでしょうが、私はもともとほとんどゲームをしない上に、物語や小ネタを拾うこと以外には興味がないもので…
能力でも性格でも、普段から慣れているタイプのキャラをつくるか、あらかじめ動かし方を考えておくかすると格段に動かしやすくなるような気がします。あとは、周りのPCが冴えた動きをしてくれることに期待して、そこに乗っかるか、ですね。
>まぁそんなのでもセッションが盛り上がったりするからTRPGは面白いともいえますが。
心から同意いたします。

>以前、キャンペーン中にノリと事故によって「バーサーク+好色」という特徴のPC(甲)が暴走して、他PC(乙)の妹(NPC)を×××して○○○してしまい、そんなサイコロを振らせたGMと、そのまま×××してしまった甲に非難殺到。
以降、想定外のPC間戦闘に発展して、挙句の果てには暗黒面に落ちてラスボス化した甲と、復讐に燃える乙の最終決戦!

それはすごい(笑) システムはガープスとかでしょうか?
戦闘などのシステム面もそうですが、シナリオ上全員で目指さなければならないゴールがあって、かつPCがその目的に反するような対立動機をもっていたりすると一気にハードルが上がりますね。今回も、そういう面のあるセッションでしたが。特に全体を犠牲にしてでも個人の使命を果たすことを優先しそうなキャラクターだと、大団円をぶち壊してしまっていいのか、それとも改心する流れを考えるか、ジレンマに悩みます。
今のGM様は、私たちならそういうのをやらせても大丈夫だろうと考えていらっしゃいそうで、自称初心者としてはちょっとビビッてたりします(笑)

私も、高校を出てからは一気にプレイ頻度が減っちゃってましたよ。抱えているキャンペーンも、PLの所属がバラバラだとなかなか予定が合わなくて進められなくて。やっぱり1年以上離れてたんですが、未練ありまくりだったのでTRPGサークルに属してるいおに泣きついてグループを紹介していただきました。
玉響さんは地元を離れて就職されたんでしたっけ。そうするともともとのTRPG人脈が使えなくなって、大変でしょうね;
オンラインセッション、実はやったことないのです。やっぱり対面に越したことはないのかあ。
深海魚 |  2009.08.15(土) 19:22 | URL |  【編集】
シリアス展開はロールプレイングが難しいと言うか、私も苦手です。基本ギャグ要員なので。

新システムに触れるときはベーシックなキャラを作るのが最良 とはわかっているんですが、ついついシステムに見慣れないのを見ると取ってしまいます。
最近だと迷宮キングダムで、戦闘中は敵に弁当を売りつけて金儲けするという意味不明キャラを作った挙句、何故か「今回のセッションで一番貢献したキャラ」に選ばれました。TRPGてなんでもアリですね。

> システムはガープスとかでしょうか?
流石です、ガープスをベースにGMが独自機能を追加した「ガープス・ガンダム」でした。マップ移動がヘクスで、方向を変えるだけで加重計算を物理計算させられるという最悪のシステムでした。理系じゃないと対応不能です。
しかも結構長めのキャンペーン(10回以上)で、かなり初期にPC間対立という暴挙。
GMが「ノリでその場でシナリオ再編成する」みたいなタイプだから起きた現象ですね(熱い科白を吐くと死んだキャラを奇跡で生き返らせてしまうタイプのGMでした)。

>大団円をぶち壊してしまっていいのか
ロールプレイを重視するか、全体の流れを重視するかてのは難しい所ですね。
プレイヤーもですがGMによってもそこら辺の回収能力はかなり差を感じます。上手いGMは綺麗に回収してくれますから。
最近のTRPGはロールプレイ面も色々なパラメータやらシステム的にサポートしてるから、面倒ちゃ面倒ですよね。
因縁やら関係やら目的やら、やってて「おいおいここからどうやって各人の目標達成するんだよ・・・」とよく思います。まぁソコをねじ込むのがTRPG。

オンラインセッションは、オフラインで色々やってた人だと不満感じまくりですね。
相当PCスキルのある連中が集まって、Skype、メッセ、独自開発のサイコロ共有、独自開発のオンラインゲームシステム、掲示板、その他もろもろ組み合わせても、やはり微妙でした。
プレイング中の雑談も含めて楽しいね ってタイプだとダメですね。
常時ロールプレイで、PC発言意外は事務的な会話だけみたいな感じの人たちならいけると思います。
仲間内以外でやるとたまにそういうセッションがありますが、同じTRPGとは思えないほど感じが違いますね。
玉響 |  2009.08.15(土) 21:08 | URL |  【編集】
どうも、人様のシリアスプレイを前提にして引っ掻き回すのを得意としているので、自分が主役っぽくなるとどうしていいかわかんなくなるようです。まるで中の人の人生のようだ(笑)

>戦闘中は敵に弁当を売りつけて金儲けするという意味不明キャラを作った挙句、何故か「今回のセッションで一番貢献したキャラ」に選ばれました。
それは…私がご一緒していたとしても、きっと選んでたと思います。

加重計算…うひゃあ。単純なシステムでも「あ、ごめん計算代わって」とか平気で言っちゃう私では、最初の1回で投げ出しそうです。高校時代、物理で30点とかとって、母親(超理系)から、「何であんたはあたしの娘なのに力学のすばらしさがわかんないの!」と、どやされまくったことを思い出します…
キャンペーン初期で対立っていうのは、度胸ありますねえ。でも、一度くらいやってみたいかも。一度でいいですが(笑)

>プレイヤーもですがGMによってもそこら辺の回収能力はかなり差を感じます。上手いGMは綺麗に回収してくれますから。
その辺は、一切心配ないほど上手な方でした。
というか、その方がコンベンションやサークルで回す予定のシナリオを使って、事前に回収能力の極限を試しておく「最大負荷テスト」要員として私はお呼ばれしているようで…評価されているんだか、何なんだか(笑)
次回プレイするときは、もうちょっとねじ込み能力を鍛えておきたいものです。そしてさらに高負荷PLに!…あれ?

うーん…PCとしての掛け合いとPLの掛け合いの両方が楽しいタイプなので、オンライン向きじゃないのかもですね。経験の幅を広げたいので、一度挑戦してみたくはあるのですが。
といっても、しばらくはやらなきゃいけないことが立て込んでいて、「TRPGプレイヤーとしてのスキル向上」に集中してしまうと社会的に死ぬので、やるにしてもだいぶ先の話になってしまいますが。
深海魚 |  2009.08.25(火) 21:43 | URL |  【編集】

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