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2009年08月03日(月)

中央線少年少女 

在特会が大挙して「慰安婦展」を妨害 三鷹へ駆けつけてください!/CML から - 薔薇、または陽だまりの猫

三鷹市で本日から開催されている「慰安婦展」(フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩(ロラネット)
主催)に右翼・在特会が大挙して押しかけ、巨大なバナーや日の丸を掲げ、かつ大音響で差別的言
辞をがなりたてて同展の開催を妨害しているという情報が同展参加者から入ってきました。

右翼よりも大勢の警官が会場の三鷹市民協働センターを人垣を作って封鎖してくれてはいるようで
すが、それがかえって会場には主催者と面識のある人しか入場できず(普通の人と在特会の運動員
との見分けがつかないため)、一般の人たちの自由な入場を阻害する原因にもなっているようです。


■8月2日。
この日私は、学校の友人と遊びにいく約束をしていました。しかし、前日にメールをすると言っていた相手方からは当日のお昼を過ぎても連絡はなく、「何か用事ができたとかで、会えなくなったのかな?」とひとり合点していました。突然に、ぽっかりと空いてしまったスケジュール。

【More・・・】

そのときふと、三鷹市の慰安婦展のことを思い出したのです。会場使用手続きの行き違いを逆手に取られて、在特会によって中止に追い込まれそうになっているとネットで読んで心配していたのですが、その後無事開催できることになったと知り、胸をなでおろしたのでした。しかし、案の定抗議…というか妨害を受けていて、1日目は一般の人の入場ができなくなってしまった、と。そういえば、今日もやってるよなあ。あたし、暇だよなあ。
そんな大変なことになっているところに、縁もゆかりもない小娘が物見遊山で出かけてしまっていいのだろうかと不安でしたが、私もこの問題についてはいろいろ勉強したいと考えていたところです。何より、一般の参加者を遠ざけることが在特会の目的のひとつならば、行って展示をきちんと見るだけでも意味があるだろう、と思いました。万が一会場前が取り囲まれていたりした場合、下手なところに立っていると在特会側の勢力を大きく見せるのに役立ってしまいそうですが(あんまりガラが良くないので)、その辺は現地について判断すればよかろう、と。というわけで、場所と交通経路を調べてせっせと準備します。

と、突然電話が鳴りました。

友:「おはよー…。どっか行こー」

本日一緒に遊ぶ予定だった相手でした。このとき、時刻は午後2時。今更かよ!
タイミング悪いなーと思いつつ、とりあえず事情を説明する深海魚。結果、なぜか一緒についてくることになりました。そういやこのコ、歴史好きだったっけか。

■とりあえず都内まで出て連れを拾い、中央線に乗って三鷹駅へ。ここからバスに乗って…といきたいところですが、貧乏学生2人はバス代をケチってせっせと歩きます。道を一本間違えて盛大に迷子になったりしつつ、たどり着いたころには午後6時になっていました。女のコの支度は、時間かかるんだもん><
さすがに遅い時間なのもあり、表に妨害にきた団体さんの姿は見えません。入り口には警備の方が一人立っていて、中に入ろうとする人と押し問答をしていました。
三鷹市民協働センター

私:「あの、今日やってる展示って見ることできますか?」
警:「今日はもう終了となりました」
私:「9時半までってうかがったんですけども」
警:「昼ごろに混乱がありまして…誰かお知り合いとかですか?ネットや新聞で見ただけでは、ちょっと難しいと思います」

やっぱーりーかー。
諦めかけたところにスタッフの方が出ていらして、中に入れていただけました。

スタッフ:「昼間ちょっと大変なことになっちゃってねえ…右の人たちは慰安婦嫌いみたいでねえ」

見学させていただいている途中、「トイレや自販機のジュース飲みたいっていって、在特会が入ってきちゃうから!」と電話でどこかに指示を出す声が、耳に入ってきました。その場にいなかったので詳しい状況はわかりませんが、一時は相当に緊迫した事態になっていたようです。ただ、妨害の中で開かれた講演会は両日とも素晴らしく、会場は満員になったとおっしゃっていました。よかった、というか私も聞きたかった。でも、そんな有意義な講演が、もともと面識のある来場者の耳にしか届かなかったのだとしたら、とても残念だと思いました。

展示自体は手作り感のあふれるもので、既知のことも多かったのですが、個々の被害者の体験とその後をつづったパネルや、『もうひとつのレイテ戦』の原画とキルトの展示は胸をつかれるものがありました。私の源氏名と、同じ名前を名乗らされていた女性が、いたんだね。欲を言えば、年ごとに当事者や支援者、日本政府、各国政府、国連、アカデミズムそして歴史教育などそれぞれの分野で何が起こったのかをまとめて整理した大きな年表がほしかったかな、と思いました。私が見落としただけだったら、ごめんなさい。
その後、スタッフの方と少しお話し、書籍を購入して会場を後にしました。私が既存の運動体に属していない学生だと告げると、学生主体の支援団体の存在を教えていただきました。
もうひとつのレイテ戦―日本軍に捕らえられた少女の絵日記もうひとつのレイテ戦―日本軍に捕らえられた少女の絵日記
(1999/05)
レメディアス フェリアス竹見 智恵子

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■帰り道、連れがポツリ、と口を開きます。

友:「なんか正直、(特に慰安婦問題に関心があるわけではない)俺でも知ってる知識がほとんどだったし、思想的にも、非常に穏当なものだったと思うんだけど…
反対してる人たちはどういうロジックで、慰安婦の存在を否定できるわけ?アレだよね、お金もらっていろんなのに抗議する人たちでしょ?」

従来型の右翼団体とつながりはないわけじゃないんだろうけど、ネットの活動を主とするかなり毛色の違う集団であるということ。むしろ「街宣右翼」を嫌っている節があるということ。朝鮮系の人々へのレイシズムが主でロジックというほどのものはないけれど、さすがに「慰安婦」をいなかったことにはできないから「売春婦だ」と言い張って中傷しようとしていること、などを説明する私。

友:「何がかれらをそうさせているのか、その理由を知るのが大事だよね。ていうか、暇なのかなあ。俺だったら金にならないことはやらないけど」

いや、お前は明らかに一銭にもならないことに邁進するタイプだから。どっちかってーと私のほうが腰は重いから。尻は軽いけど。
そうツッコみつつ、既存の分析がどれくらいかれらの心理を説明できているか、なんて話をしながら、私は頭の中で別のことを考えていました。
在特会の主張がそれ自体許しがたいのは当たり前なんだけど、かれらが押しかけることでもっと困った効果が発生してしまうのです。つまり、「慰安婦」問題などを「かかわると厄介なことになる」と認識させてしまう、という。今回のロラネットがどうなのかはわかりませんが、この手の企画には日ごろから公民館や市民センターを利用するような一般の住民層がそれなりに足を運ぶものです。今回のようなことが続けば、そうした人々は遠ざかってしまうでしょう。「危険」や「迷惑」を理由に会場の使用拒否や被害者救済を渋る口実になってしまったり、時には「普通の人」によるあからさまな排除にもつながります。在特会がカルデロンさん一家を標的にデモをやったとき、私ははらわたが煮えくり返るほど怒りましたが、それはかれらがこうした効果を狙っているとしか思えなかったからに他なりません。さらに難しいのは、排外主義への対抗運動を起こすこと自体も、こうした効果を強化しかねない、という点です。
「暇なのかなあ」という「健全」な感覚さえも、「厄介」視と無縁ではありません。それは「政治的」とみなされた動き自体を嗤ったり、眉をひそめたりする相互行為によって維持される「政治的無関心」へと、ストレートにつながっています。「政治的」で「厄介な問題」を忌避する態度は、歴史修正主義が広がる土壌ともなり、その中で在特会的なものの存在しうる場はさらに拡大されていくことになります。ネットだけ、とか、極端なレイシストだけ、とかいう問題ではありません。
全部がぜんぶ、いやなところでつながっている。

■吉祥寺に寄り道していこうと思ったけれど、うっかり通過する電車に乗ってしまったので中野で降りました。サンモール裏の牛串屋で、晩ごはん。
牛の四文屋 - 居酒屋(中野) [食べログ]
混みあっていましたが、先客のお姉さん方がカウンターをつめてくれました。

客1:「おー、カワイイー」
客2:「どーしよー超かわいい、超!うわ、マンガみたい」
客1:「えっていうかマジでマンガみたいなんだけど、ちょっとー大丈夫ー?」

彼女らの視線をたどったかぎり、「カワイイ」が連れへの賞賛で、「マンガみたい」が私に向けられた評価だと思われます。こちとら3次元のくごくまっとうな女子●生兼ナイトワーカーですが、もうなんとでも言えばいいと思います。しかし貴様らに「マンガみたい」な女が次にとる行動は予測できまい、正解は「タバコに火をつける」だコンチキショウ!
そんなこんなで、中央線の夏の夜は更けてゆくのでした。

■オマケ
先ほどのお姉さん方がたまたま隣に座ったらしきサラリーマンに、AV女優の話を振っています。

客1:「でー、見てこれ亜紗美ー」(携帯を見せている)
サラリーマン:「おお、すげえ」
客2:「カワイイー。超カワイイー」

えっちょっと待って亜紗美って、くりいむレモン 亜美の日記 [DVD]の、あの亜紗美ですか?私は『サイレン島』しか観ていないのですが、あのどうしようもないパチモン映画の中でも、彼女の男前な演技は非常に光っていて忘れられませんでした。
サイレン島 SILENT (レンタル専用版) [DVD]サイレン島 SILENT (レンタル専用版) [DVD]
(2006/07/07)
亜紗美福山理子

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顔がよく見えないんだけど、もしかしてそこに居んの亜紗美なの?それとも友達ってこと?いやまさか、これから2次会に呼ぶとか…ねえ、ちょっと!
隣の会話に乱入して、サインをねだりたい衝動と戦うのに、大変苦労いたしました。ていうか、連れがいなかったら多分実行してた。

タイトルはるり『中央線少女』より。本文の内容とは一切関係ありません。そもそもお前ら、もう少年でも少女でもないだろとか言っちゃイヤン。

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テーマ : ちょっとおでかけ - ジャンル : 旅行

タグ : ロラネット 慰安婦 戦争 在特会 亜紗美

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