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2008年11月21日(金)

これは帰郷ではなく、旅行なのだ 

その昔、『半分のふるさと』という本があった。
半分のふるさと―私が日本にいたときのこと半分のふるさと―私が日本にいたときのこと
(1993/05)
李 相琴帆足 次郎

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…10年くらい前、学校の図書室に入っていたのを読んだ記憶しかないので「その昔」と書いたけど、今見たらつい去年に文庫版が出ていたらしい。だいたい、初版が'93ってそんなに古い本でもないな。
中国の天津で幼少期をすごした私はかの地にそれなりの愛着をもっているけれど、時と共にルーツのある場所=ふるさと、ではないのだな、という思いが強まるばかりだ。私の「半分のふるさと」は、塗りかえられていく記憶とアイデンティティの中で少しずつ、失われつつある。
…なーんて、センチメンタルな話がしたいわけではございません。

帰国して早々に論文の締め切りに追われていたせいで報告が遅くなりましたが、行ってきました、中国!
(エントリー中のピンク字は中国語、青字は英語を表しています)

【More・・・】

■北京
直前まで実家に呼び戻されていたため、ばたばたと荷物を詰めて寝不足のまま空港へ。夕方の成田発北京行きのノースウエスト航空に乗りました。機内にて、なつかしのFresh Buttery Taste Spreadを食す。あいかわらず、何でできているのかは不明。そして夜遅く、胡同内のちょっとお高いホテルに到着しました。といっても別にリッチでハイソでラグジュアリー(笑)な旅がしたかったわけではなく、単に宿の手配を同行者に丸投げしたら、そいつが中国国内の相場を知らなかったのでした。うん、私が悪いな。
こってりラードと春菊
写真は翌朝、近くの食堂で食べた牛肉麺。おいしいのですがとってもボリュームたっぷりで、朝ごはんにすべき代物ではありませんでした。夕方になるまで、ちっともおなかが空かなかったよ!

正直いまさら北京に行ったところで何の感慨もないのですが、一応観光地も覗いてみました。天安門広場です。
周囲は団体客だらけです
写真には写ってないのだけれど、南の方から団体旅行のお客さんが来ていたらしく、周囲は人、人、人。

私:「ウザい。人多い。帰りたい」
友:「もう、外から写真撮るだけでよくね?」

せっかくの名所、一瞬でスルー決定。
ちなみに、すぐ外にこんな場所がありました。
外には売店
Q.やたらと賑わっている、ここはいったいなんでしょう?
A.トイレ
中国のトイレ事情はひどいと評判ですが、ここ10年くらいでかなりきれいになってきています。もっとも、さりげなく個室の鍵が壊れていたりするので油断なりませんが。ただし、これは都市部のみの話で、農村などではそもそも上下水道が通っていなかったりします。

移動には、地下鉄とタクシーを使いました。タクシー料金が日本とは段違いに安いので、かなり気軽に乗れます。

運転手:「君たち、日本から来たの?」
私:「はい、そうです」
運:「それにしても、君可愛いねえ。洋娃娃(お人形さん)みたいだ」
私:「えへへーありがとうございます」

深海魚、調子に乗って通訳。

私:「お人形みたいっていわれたーvV」
友:「藁人形?」
私:「違う、西洋人形!ビスクドールだよ!!」
友:「サルコジ人形ですね、わかります」
私:「せ、せめてロワイヤルでお願い…」

この後しばらく、ことあるごとに「お人形さんみたいーw」とからかわれました。チキショウ。ちなみに「洋娃娃」は、女のコなら誰にでも使えるお世辞です。
そういえば移動中にこんな道路標識を目にしたのですが
どっかーん。
なんでしょうね、これ。車上バクチク禁止?

■へびあし
日本にいてもかなり周囲の目を惹く深海魚の金髪、ここ北京では完全に珍しい見世物扱いです。汽車の中で、通路挟んだ席に座ってるおばちゃん二人組がリンゴかじりながらこっち指差して笑ってたりするし。
そして、北京駅の食堂でご飯を食べたときのこと。

店員1:「あのコたち、何人だろ」
店員2:「あたしたちと同じような顔してるから、きっとアジア人よ!なんか、しゃべってることが日本語っぽい気がするし」
店員1:「えー、だって金髪なのに?ていうか、さっき中国語で注文してなかった?」

そこの店員の兄ちゃん、カウンターから身を乗り出してじろじろ見てくるくらい気になるんなら、本人に直接聞いたらどうですかね。
「うちらは日本から来たんだけど、あたしは中国系だから中国語もちょっとしゃべれるんだよ。でね、この髪はブリーチしたから元は黒いんだよ」
なんて、そんなこと穴が開くほど見つめたってわかんないと思うよ?いや、最後のはわかるかもしれんが。
まあ、聞かれたら聞かれたで「この方たちは、日本のとある大企業の社長令息とそのご友人です。中国の支社を視察がてら、各地を観光に回ってらっしゃるんですよ。私はその通訳として抜擢されまして、皆様のお供をさせていただいております。語学力を買われて、この通り、服装も髪型も自由という大変優遇された条件で働かせていただいております」とか、大嘘プロフィールを笑顔で吹き込んでやろうかと思ってましたが。

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タグ : 御バカ日記 旅行記 中国 北京

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