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2008年01月13日(日)

ラ・ラ・ラ・ラブソング 

ラブソングって、あたしには縁のないものだと思ってたけど、意外といいかもしれない。
・・・いきなり何を、って感じだね。あたしがよく聴くアーティストたちは、あまりラブソングを歌わない。めずらしく歌っても、愛する「君」ではなく「君を愛してこんなに苦しい僕」のことしか言ってなかったり、「あなた」はすでに土の下だったり、はては「おまえのいう『君』ってのは周りの世界全部のことだろーが!」なんてのまである。
深海魚は思春期のころCoccoを神のように崇拝していたのだけれど(今でも好きだ。大好きだ!)、活動休止以前の彼女が歌いあげていた、憎しみを織り込んだ激しい愛はあたしの中にはない。むしろ、あたしが決して体感できないものを歌っていたからこそ、あんなに好きだったのだ。だから、あたしはラブソングを「これってアタシ」的に消費したことが、なかった。あたしはどこかしら冷たくて、醒めてて、ラブソングには共感できないのだろうと思っていた。

【More・・・】

けれど、最近、友人が歌うラブソングを聴く機会が多い。食わず嫌いを捨ててみると、意外といいじゃないですか、感動的ではないですか。冷静になるとどこに共感したのかサッパリわからなくて、むしろあまりのこっぱずかしさに笑ってしまったりするのだけど、奏でられているその瞬間は確かに、そこに自分を重ねられたのだ。きっと、歌っているその人たちの「恋愛」を歌にダブらせてイメージして、そこに感情移入したのだろう。

だから、歌っていた人たちの恋愛相談を聞くのも楽しくて仕方ない。みんな、ただひとりの人だけを、ものすごく真剣に見て、想っているんだもの。どこか遠いところを見ながら目をきらきらさせてことばを紡ぐ姿が、本当にかっこよくて、なんだかうらやましくなってしまう。いいなあ、あたしも、あんなふうにきらきらしてみたい。割と本気で、そう思った。
けど、じゃあそのきらきらした目を向けられてみたいかといわれると、ちょっとそれは重たいかも、勘弁して、とか感じてしまうのも事実だったりする。そこらへんの自己矛盾に「恋愛」におけるすれ違いの本質が隠されているような気がする、今日この頃だ。

というわけで、深海魚は久しぶりに恋に恋してしまいました。今日のあたしは恋に恋する乙女なので、恋愛至上主義がどうたらとか、ロマンチック・ラブ・イデオロギーがうんたらとか、そういう水を差すような話は今回に限って、なかったことにしておく(笑)
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