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2008年01月08日(火)

南京グルグル映畫館 

※タイトルに特に意味はありません。グルグルしたかっただけです。
■新年早々、はてなダイアリーやその周りでは南京事件をネタに議論(南京事件についての議論、だけではない)が盛り上がっていたようだ。

南京事件議論まとめ - 萌え理論Blog

主な記事は上記の方がまとめてくださっている。あたしはその中でも、
・歴史修正主義の手口について - 児童小銃
これは本当に必読だと思う。 それから、この中で言及されているほかの人の記事もね。南京事件否定論に限らず、歴史修正主義と呼ばれているものは、それの結論が間違っているから問題だなんて簡単な話ではない。そもそも彼らは歴史学の手法できちんと論争しようとなんか、はじめからしていない。とっくに決着のついた話に噛みついて、たとえば南京事件ならば肯定派と否定派が対等に戦っているように、議論が分かれてまだ決着がついていないかのように思わせた時点で、「勝ち」なのだ。
・・・そう考えると、「肯定派」と「否定派」という対称に聞こえるネーミングを通用させた時点で、彼らはずいぶん有利な位置に立っているんじゃないかと思う。

あとは、このエントリーから伝わるApemanさんの怒りがビリビリときた。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080104/p5" target="_blank" title="じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apes! Not Monkeys! はてな別館 ">じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apes! Not Monkeys! はてな別館
あたし自身何かに興味をもっても「まとめ」的なもので通り一遍のポイントだけ押さえてわかったつもりになってしまうことも多いので、大いに自戒させられた。それでもどこから調べていくかの指針にもなる「まとめ」はやっぱり便利なのだけど、「わかりやすく」まとめられた要点の裏に山のような論証が積み上げられていることだけは忘れないでいたい。

…どうでもいいけれど、ここまで「熱い」話題になってしまうと、トラックバック飛ばすの怖いな。

【More・・・】

■さて、「はてな」のなんたらかんたらは割とどうでもいいのだけど、
…ごめん、今嘘ついた。特に歴史修正主義とその一形態の南京事件否定論がどんな手口を使っているかという話は、かつて中立であろうとしたために否定論に騙されかけた身としてはまったくもって、どうでもよくない。そもそも、ほぼ全てのエントリーをリアルタイムで、コメントやブックマークに至るまでなめるように読んでいたあたしが「どうでもいい」なんて今さら言ったところでお笑いにしかならない。
だからどうでもよくはないんだけれど、実際のところあたしに言えることは何もないので、ここではちょっと違うことを書こうと思う。

あたしが南京事件に関した活字できちんと読んだのは、新書を一冊だけだ。あとはせいぜい指で数えられる冊数の本を軽く立ち読みしたことしかない。そんなわずかな知識をオンラインの情報で少々補完した程度でも、よく見かける否定論がどうしようもないくらい無茶なことを言っていることくらいはわかる。南京事件は実際にあった。あたしの知識量じゃ全体像を把握するには程遠いけれど、少なくとも何万という人が殺されて、何とか生き延びても苦しい思いを強いられた人もたくさんいる、これは事実だ。問題は、そこから先である。
南京事件(に限らないけど)に関する記述を読んでいると、しばしば胸が痛くなるような描写に出会う。あたしは中国に親戚や知り合いがいて、あちらのお年よりも幾人か知っているので、日中戦争時の記憶をときどき耳にする。地理的に遠いため又聞きか、そのまた又聞きくらいだけれど、南京事件の被害者の話を聞かされたこともある。南京事件とはまた別の場所でだが、中国にいた頃あたしの面倒を見てくれた男性は、旧日本軍に追われて命からがら逃げ延びた経験があったらしく、そのときにした怪我だよと言って古傷を見せてくれた。それらを耳にしたり目にしたりするたびに、どこかが締め付けられるように思う。教科書の記述でしかなかった戦争と、漠然とした膨大な数でしかなかった死や痛みがその一瞬だけ、色と匂いを帯びて迫ってくるような気がして、無視して脇においておくことができなくなる。目の前のそれに、何か、応えなければいけない。
けれど、一体どう応えられるのだろう。最初に南京事件に注意を払うようになったのが「つくる会」の教科書をめぐってだったためか(そしてまんまと相対化にハマりかけたわけだけど)、あたしの中で南京と「国民の記憶」の継承、という問題は分かちがたく結びついている。そこに用意されているのは、「加害者側」用と「被害者側」用の、二つの言葉だ。あたしは「日本人」として、過去に自国(の前身?)がひどいことをした、と言うべきだろうか。あるいは「中国人」として、彼ら彼女らの悲しみを受け止め、引き継ぐべきだろうか。そのどちらもが、しっくりとこない。責任とか記憶を受け入れるか受け入れないか以前に、日本人/中国人という枠組み自体からはじき出されている感じだ。けれど、それじゃあ「○○人として」と統合されるのを拒否するとして、あたしは一体誰として、声を発せばいいのだろう?

グルグルと、考える。だけど、答えは出ない。

グルグルしすぎて、いきおい「なければよかったのに」とつぶやくことになる。南京事件なんか、なければよかったのに。亡くなった人たちが死なずに済めばよかった、という意味ではない。もう胸が痛くならないように、どこか見えないところに消え去って、またただの「数」に戻ればいいのに。そう、思いそうになってしまう。もちろんそんなことを願ったところで、死んだ人も、殺した人も、傷ついた人も傷つけた人も、誰一人として消え去ってはくれない。一度知ってしまったことを見なかったことにするわけにはいかないから、グルグルしつづけるしかない。
仕方がないから、一人で自分で自分の尻尾を追いかけてグルグルしまくってわけのわからなくなったみっともない姿を、応答の代わりにここに晒しておくことにする。なんか自己顕示欲まんまんで、われながら気持ちが悪いけど。
ここまで書いて、ふと、自分で資料を集める手間を避けて「まとめ」を求めることと、死者の「数」にだけこだわることは似たような心性からきているんじゃないか、と思った。どちらも、表面上のわかりやすい事柄だけを「真実」として取り上げて、それを作り上げているたくさんの複雑で具体的な事柄を脱色してしまう行いだ。

■ところで、ここのコメント欄がものすごく気になる。
★ (大爆笑)  南京大虐殺があったなんてまだ信じてるの? - オースペのブログ
本文はなんかもうアレでナニすぎて、ツッコんだら負けな感じがするんだけど、一箇所だけどうしても見過ごせなかった。

オースペ 2008/01/04 19:58
(略)
>munyuu
>南京攻略戦で日本が勝った!それを悔しがっている連中が捏造しているのです。

果たして、ブログで宣伝活動やってる人たちの中でどれくらいの人が”中国にゆかりのある人”
なんだろうか。そこはちょっと気になるな。
俺だったらここら辺、すぐに自分の出生を明かすところなんだけどな。だってそれで右翼の人たちが
安心して、議論がスムーズに運ぶならいいじゃない。
(略)

この人ほどこの人がいう「右翼」ほど(1/13訂正)極端にいう人は少ないけど、「中国側」とだと冷静な議論はできないけど「日本側」の人の話ならば聞く耳持ちますよ、という態度をとる人がときどきいる。なんで、”中国にゆかりのある人”が相手だと、「議論がスムーズに運」ばないんだろうか。
当事国だといろんな利害が絡むから?でもそれだと、もう片方の当事国は日本なのだから”日本にゆかりのある人”も議論から排除しなければいけなくなる。南京事件の「ちゃんとした議論」は日本にも中国にも縁もゆかりもない人でないとできないので、「ナンキン?オーウ、タマスダレ!」状態の人しか参加してはいけなくなりました、チャンチャン。
…んな、アホな。
日本人はヒロシマ・ナガサキを論じるのには不適切だ、などという人はいないだろう。アメリカ人は9.11を論じるのに不適切だ、なんていう人もたぶん、いない。ユダヤ人はホロコーストを論じるには不適切だなんていうヤツは…どこかにいそうな気がするけど、そんなのはレイシストでただの変な人だと、切って捨てられるだろう。なのに、中国人が南京事件を論じるのだけはダメなんですか。おかしいと思いませんか?思いませんか、ああそーですか。

オマケ
DelilaHの福袋に入っていたパッドつきキャミを着てみたら、生まれてはじめて胸に谷間と呼ばれるものが発生しました。今「単に太っただけだろ」と言いかけたヤツは歯を食いしばること。
思わず写メで撮ってブログにアップしそうになりましたが、すんでのところで理性が働いて思いとどまりました(笑)

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テーマ : 歴史 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 南京事件 南京大虐殺 否定論 歴史修正主義 DelilaH

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Comment

つ 議論がスムーズに運ぶならいいじゃない。

100回声に出して読んでみよう。
主語はだれ?
オースペ |  2008.01.09(水) 09:18 | URL |  【編集】
金谷武洋
名前のない子 |  2008.01.09(水) 17:32 | URL |  【編集】
>あたしは一体誰として、声を発せばいいのだろう?
私の場合,核爆弾や731部隊に関しては「科学に携わる者」として責任を感じ,また深く反省して今後に活かすべきだと考えていますよ.
玉響 |  2008.01.09(水) 18:57 | URL |  【編集】
●特定分野に関してだと少なくは無いのですよ
>この人ほど極端にいう人は少ないけど

http://s02.megalodon.jp/2008-0104-1537-43/d.hatena.ne.jp/yousanotu/20080103
http://s02.megalodon.jp/2008-0107-0814-47/d.hatena.ne.jp/yousanotu/20080103

南京大虐殺や従軍慰安婦を否定しネット上で国粋に突っ走る人達、通称ネット右翼の連中は今まで経験ではほぼ100%で「サヨク」だの「中国、韓国の陰謀」だの言い始めます。
この分野だと差別主義、レイシストは少なくは無いのですよ。

あちらのコメント欄に書き込んでおきましたが我々ができるのは釘を刺す程度です、カルト化した人には多少のことでは考えを変えることはできないので。
名無しさん |  2008.01.10(木) 08:37 | URL |  【編集】
>あたしは一体誰として、声を発せばいいのだろう?

自国の歴史として加害者と被害者、どちらかに立たなければならないというのは、そこに至る前の暫定的なものであり、そこに悩む所まで深くコミットされたなら、むしろ「人類の一人」として「人類の歴史の事件」である南京事件に声を上げる事が可能であるように思えます。
baisemoi_bullet |  2008.01.13(日) 12:38 | URL |  【編集】
●おそようございます。
みなさま、コメントありがとうございます。お返事が遅れて大変申し訳ありません。

>オースペサマ
あ、まるでオースペさんご自身が"中国にゆかりのある人"相手じゃ安心できないといってる、みたいな文になってましたね。すいません、修正しておきました。

直前の「安心して」の主語は「右翼の人たちが」ですよね。私は否定論者を「右翼」とネーミングするのは抵抗があるんですが(だって、「右翼」と「左翼」じゃまるで対称な立ち位置みたいに聞こえる)、ここではオースペさんの用語法に従っておきます。
記事中で書いたとおり、"中国にゆかりのある人"を議論から排除する正当な理由は存在しないわけです。それなのに「右翼の人たち」は論争の相手が中国人でないことを確かめないと、「安心」できず、"議論"をスムーズに進めることができないとするならば、それは彼らが「中国的」なものに対して偏見を抱いているからにほかなりません。要はレイシストなわけですよね。
もしそこで、彼らの論争相手がオースペさんが言うように出生を明かして「中国と関係がない」ことを証明してしまえば、彼らの「中国に関係があるヤツは信用できない」という差別に「そういうヤツは確かに信用できないかもしれないけど、私は違うのでご安心ください」という形で荷担してしまうことになります。たかだかループが繰り返されている"議論"をスムーズに進めるためぐらいで、差別への荷担を推奨するのは許されないと思います。まあ、もっと崇高な目的があったってダメなもんはダメですが。
それに、「右翼の人たち」は決して自分が日本人であることを証明するために出生を明かしたりはしないわけです。どうして論争相手だけがそんなことをしなくてはいけないのでしょうか?

それから、あなたは同じコメントの中で
>果たして、ブログで宣伝活動やってる人たちの中でどれくらいの人が”中国にゆかりのある人”
なんだろうか。そこはちょっと気になるな。

ともおっしゃっていますよね。文脈からしてここでいう「ブログで宣伝活動やってる人たち」とは南京事件否定論を批判する反・歴史修正主義者の方々のことでしょうけれど、否定論者の人たちがブログやHPや掲示板で宣伝活動しまくっていたからこそ「いや、それは違う」と声をあげなければならなくなったわけで、順番が逆かと思われます。そもそも片方だけを「宣伝活動」と呼んでいるあたりにあなたのバイアスが透けていると思われますが。
で、それはおいときまして。あなた自身も、反・歴史修正主義者たちが"中国にゆかりのある人"かどうか「ちょっと気になる」とはっきり書かれてますよね。これは中国にゆかりがあるかどうかで、南京事件に関する議論(あなたのことばでいえば、彼らがブログでしている「宣伝活動」です)の評価に何らかの影響があると思ってのことではないのですか?もしそうではない、まったく違う理由で気になるんだ、とおっしゃられるのでしたら、どうぞその理由を教えてください。

>名前のない子サマ
日本語に主語はいらない、ってヤツですか(笑)

>玉響サマ
「科学に携わるものとして」、ですか。なるほど。
そもそも何に対して応答を求められているかによって、誰として答えられるかも変わってきますよね。その辺、もうちょっと自分でも考えてみます。
谷間修正主義者の深海魚 |  2008.01.13(日) 23:07 | URL |  【編集】
●お返事のつづき。
>名無しさんサマ
ひょっとして、いつもいろんなブログで歴史修正主義をご批判なさっている「名無しさん」でしょうか?なんにせよ、魚拓ありがとうございます。件の方は一ヶ月以内に日記を消してしまうと宣言されているのでしたね。あやうく、私の批判先までなかったことにされてしまうところでした(笑)
ところで、リンク先のコメント欄のKillRoyさんと同一人物なんですか?相手を少年犯罪者にたとえるのは、さすがにちと不適切なような気が;

「極端に言う人は少ない」といったのは、「日本側」の話にならある程度聞く耳をもち、過小評価になりがちですが虐殺を全否定まではしない、ごりごりの否定論者とまではいかない人たちの中で、という意味でした。「中国人の言うことは信用しない」とまで明言する人は少ないけれど(この認識がすでに甘いのかもしれません)、中立ぶりながらも「カジュアルなレイシズム」が発言から漂いまくっている人が結構いるように思われたためです。
南京事件や従軍慰安婦を全否定してかかるような人たちは、本当に聞くに堪えないようなヘイトスピーチを垂れ流しますね。彼らは、相手の話を聞かない口実として、話を聞くに値しない(と彼らが信じている)「中国・韓国」や「サヨク」というレッテルを貼ろうとしているだけなので、何をいっても無駄なように思います。おそらく、オースペさんが言うように「出生を証明」したところで、「そんなのいくらでも嘘がつける」とか何とか、難癖をつけて信じようとしないだけかと。
まさしく
>カルト化した人には多少のことでは考えを変えることはできないので。
ということですね。

絶望してはダメなのでしょうが、彼ら彼女らを前にするとことばの無力さを思い知らされます。

>baisemoi_bulletサマ
実際のところ、「深くコミット」したと胸を張っていえるほどのものじゃないのです…。これを書いている最中にも、「自意識過剰」といわれないかものすごくびくびくしていたりして。

えっと、もはや加害側と被害側のどちらにも立てないからといって、すぐに「人類」としての普遍性を名乗るすることはできない気がします。今用意されている立ち位置が暫定的なものでしかなく、自分がそれからはみ出したとしても、だからといって他のすべての「人類」の立場を俯瞰できるわけではないからです。また、ある具体的な出来事の記憶に対して応答を求められているのは、具体的な属性や過去を背負った≪私≫であって、「人類の一員の私」という漠然とした声は答えにならない、んじゃないでしょうか。
「"自国の歴史"という問題にできない」「私は加害者にも被害者にもなれない」「しかし、"中立的な第三者"ではなくて具体的な"どこか"に立っている」というあたりから、何とか答えを紡ぎ出せないものかと、さしあたり考えてます。ちょっと、自分が何を言っているのかわからなくなりつつありますが。
深海魚 |  2008.01.13(日) 23:46 | URL |  【編集】
●Styxの Mr. Robotoが元ネタです
http://jp.youtube.com/watch?v=yQ2KBILIu-4&feature=related
おまけ
http://jp.youtube.com/watch?v=gh-7eZyPWtE
(Polysicsはケロロ軍曹の曲も作ったりしてます)

>相手を少年犯罪者にたとえるのは、さすがにちと不適切なような気が;

ネット右翼(国粋馬鹿)はレゾンデートル、存在理由を得るために自身を国と同一化させて「日本国が立派だから自分も立派だ」という考えになります。
旧軍の蛮行を肯定する人間は彼らにとっては「敵」ですからネット上とはいえサヨクだの在日騒ぐだの当然だとなります。
無根拠に何かしらの「敵」を作ってしまうという思考に対して(一部分において)理解できるのではないか?です。

>絶望してはダメなのでしょうが、彼ら彼女らを前にするとことばの無力さを思い知らされます。

相対化させるなどの手法をとって客観的に矛盾点を浮き上がらせて第三者に否定論を疑念視させる、このぐらいしか我々ができることがありません。
ある一定の読解力、理解力は多くの人達に普遍的にあると楽観的に考えたいのですが70年前のことを考えると少し恐ろしくなります。
ネット上で釘を刺してもほんの数人、数十人程度にしか効果はありませんが。それでも何もしないようりかはましかと。

名無しさん |  2008.01.14(月) 19:14 | URL |  【編集】
●おおう
そんなカッコいい元ネタをお持ちでしたか!
POLYSICS、気になりますね。最近メトロノームにハマっているので、ピコピコつながりでいずれきちんと聴いてみたいです。

>無根拠に何かしらの「敵」を作ってしまうという思考に対して(一部分において)理解できるのではないか?です。
なるほど。なんとなくわかりましたです。
私は南京否定派の多くを占めているように見えるレイシストな人たちが、「黙っていれば中国に情報戦で負ける」「日本人は残虐な民族だと宣伝されている」と、正直ずいぶん的外れな被害意識をもっているのが気になっていました。そういえば、件の事件を起こした少年も「僕をバカにするな」というようなことを言っていた、とありますね。無根拠な「自分は脅かされている、バカにされている」という意識がどこからきているのか、という点からみても少し興味深いのかもしれません。安易に引き合いに出すのは不謹慎ですが。
もっとも、「多くの人は気づいていないが、自分は被害を受けている」という認識は根強い差別を告発するのに必要なものだったりもするので、それだけで一概に否定できないところではありますが。

>相対化させるなどの手法をとって客観的に矛盾点を浮き上がらせて第三者に否定論を疑念視させる、このぐらいしか我々ができることがありません。
おっしゃるとおりだと思います。たとえ本人に届かなくとも、せめてギャラリーに、というわけですね。盲目的に否定論を信じているわけではなくて、少なくとも矛盾点を突きつけられれば考えを変えてくれる人がいるはずだ、と意識して発言しつづけることは大事だと思います。個人の時間を割いてそれをやられている方々には、本当に頭が下がりますです。
深海魚 |  2008.01.19(土) 23:08 | URL |  【編集】

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