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2006年12月10日(日)

素晴らしき「教育」いろいろ 

■先日の授業のこと。
映画を見て、その感想をグループで分かれて話し合っていたのですが、話し合いというのは往々にして脱線するものです。
友:「そういえばMoi-meme-Moitieのコート買っちゃった!」
私:「あれマジ可愛いよね!ところでOIONEalice auaaって入りづらくない?」
行ったことのない方のために解説いたしますと、入り口が小さなミュージアム仕立てになっていまして、そこを通り抜けて奥の扉を開けないとお店にたどり着けないんですね。美意識のために売り上げを度外視した作りが素晴らしすぎます。
友:「えー無理無理、冷やかしお断りって感じじゃない?」
私:「だよね~あたしもいまだに入れない(笑)
ところでMIHO MATSUDAがさー・・・」
気づいたら、教授が隣に立っていました。
えと、その、カワイイものを見たら黙っていられないのが乙女心でございまして・・・あああスイマセン、閻魔帳(出席簿)を手にしたまま私たちを冷たい目で見下ろさないでください、神様Mana様悪魔様~!

■妹がオーストラリアに関する発表用のパワポを作っていました。ついこの間までイラクの首都はアルカイダだと思っていた我が妹にそんなものが作れるのかどうかはなはだ疑問だったので、ちょっとちょっかいを出してみる。
私:「オーストラリアの首都はどこでしょう?」
どうせシドニーとか言い出すよ、きっと。
妹:「えーそんなの知ってるよ。
ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド で し ょ
うわぁいニュージーランド併合されちゃったよ!世界史上の大事件だよ!
頭を抱えるべきか、それともまだ地名を答えただけ進歩してると考えるべきか、姉として取るべき態度はどちらでしょう。とりあえず私は指差して笑っときましたが。

【More・・・】

■今日の大ネタ
日本教育再生機構-タウンミーティング
今ホットな日本教育再生機構がいじめ問題をテーマになにやら素晴らしいミーティングをしています。発言者の名前と肩書きを見ただけで既に笑う準備をしている私は、心の教育が足りないのかもしれない(笑)
これが現実になると思うと笑っている場合ではないので、多少ツッコミを入れておきます。といっても、ツッコミどころが多すぎて全部やっていると記事がとんでもない長さになりそうなので、一部だけにしておきますが。なお、引用中にある人名以外の強調は深海魚によります。
小田村四郎氏(元拓殖大学総長)
いじめはどこの社会にもあるが、学校でこれだけ深刻な問題になったのは戦後教育の欠陥だ。過度な個性の尊重、個人の尊厳といった個人の欲望を中心とする教育を改め、人間の生きる目的にある公に奉仕する精神を取り戻すべきだ。道徳教育を正規の教科にして、教科書を作り、採点も行い、責任について子供たちにきちんと書かせて教えることが大事だ。
人間の生きる目的は公への奉仕ですって!もっと別の目的を持って生きたい深海魚なんかは、きっと人間じゃないんでしょうね。ああ、魚類か、そうか。
いじめは「他者の」個性の尊重、個人の尊厳を踏みにじる行為ですので、もっと「個」の尊重を徹底すれば改善すると思われますが、いかがでしょう?そもそも、「公」の対義語は「個」じゃありません。「私」です。「個」は公的に行動することも、私的に行動することもありえます。
稲垣直氏(日本国防協会理事)
「いじめられっ子」には「いじめられやすい」個性というものがある。必要以上に深刻に悩む子供もいる。気が弱く、周囲の影響を受けやすい子の性質をよく見抜く目が必要だ。
出ました、「いじめられる側にも問題はある」論。しかも、子どもの悩みを「必要以上に深刻に悩む」と言い放つなんて、必死でサバイブしている当事者への侮辱です。「気が弱く、周囲に影響されやすい」と決め付けているし。
加瀬英明氏(外交評論家)
理知的な体罰、愛情のこもった体罰を復活させるべきだ。今の子供には整列ひとつ、きちんとさせることは難しい。福沢諭吉は慶応の幼稚舎のモットーである「人心を養う前に獣身を育てよ」という言葉を残しており、中学生までは厳しく規律を教え、教員の権威を高めることが必要だ。
体罰のあった時代に「いじめ」的なものがなかったとお思いなら、随分おめでたい頭の持ち主ですね。「抑圧の委譲」と300回くらい書き取ってくることを強くお勧めいたします。
あと、こんな意見のダシにされた福澤先生に謝れ。全力で。
服部道雄氏(モラロジー研究所生涯学習本部副部長)
戦後、個性尊重の教育を行っていながら生徒は簡単に風潮に流されてしまっている。また、どんな厳しい環境にも打ち勝つ子供をつくるのでなく、環境を整えてやるばかりだ。逸脱行動は必ず起こるものだが、それをやめようという自浄作用が生徒の中で働くことが大事で、そのためにはクラスに良識派を中核とした多数派を形成することが重要だ。
その「良識派を中核とした多数派」とやらが、自分たちの考えるところの「逸脱行動」をした者をターゲットにしていじめる、という可能性は考えなくていいんですね。それとも「逸脱した」子どもならいじめてもいいのでしょうか?いじめの多くは、多数対1という形態をとると思うんですけど。

ところで、どうして彼らは、「今の家庭」の問題を取り上げるとき、母親だけを問題視するんでしょうね。この人たちの頭の中の「家庭」って、みんな母子家庭なの?
正直、最近の教育をめぐる言説を見ていると疲労しか感じないんだけれど、指をくわえて見ているだけでは、最終的に被害を受けるのは教育を受けている私たちであり、私たちのカワイイ後輩たちです。ボーっとしてる場合じゃないですよ、学生のみんな。

■今日のひとこと中国語
後輩→「学弟(シュエディー)、学妹(シュエメイ)」
♪大目に見よう 大目に見よう 敬~語ができないく~ら~い~

↓敬語のできないあなたはコチラ
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テーマ : ▼どうでもいい話 - ジャンル : 日記

タグ : 御バカ日記 オーストラリア 教育基本法 日本教育再生機構

【編集】 |  22:50 |  日常  | TB(0)  | CM(4) | Top↑

Comment

●こんちは。
ここんところ何か書こうかと思って見ていたのだけれど、
まあテーマの深いこと!こんなにいろんなことにしっかりと考え持ってないですって、普通の人は。
特に社会的なことは自分は考えるのも苦手なので、すごいとしか言いようが。

ええでも真面目に意見を言ってみますよ。
いじめに関して。
社会とか教育とかだめなので「心」に重点をおいて。
そのおじさん連の引用の中で一番問題なのは2番目の稲垣某でしょう。
『必要以上に深刻に悩む子供もいる』だって!
『必要以上』!?それこそ苦しみ方は人それぞれで、そちらを一般基準に合わせろと?冗談じゃない。
しかも『気が弱く』『周囲の影響を受けやすい』って、自我が強くて意地でも意見を変えないという人のほうが孤立しやすいんですけど。
むしろ『気が弱く』はいじめる側では?
しかも(ろくな案を出さないにしろ)解決策を提案しすらしていないこの親爺はダメダメです。

あと体罰があればってのもおかしいですね。
コンピューターがやたら普及して人同士の繋がりが機械的なものになってきている現在では、許可したら陰惨な事件を連発する気が。

結局の問題として、いじめが発生しようとそれを受ける側がうまく受け流せさえすればいいのだから、まず周りがそれに気付く。
親やら教師やらが気付かずに放置して悲劇が発生したときの罪はきわめて重いと思います。
苦しんでいる人には周りは気付かないものだし。
「微笑みながら助けを求めてる 誰だって」と。

それであとは受ける人の心持ちの問題で、
どうしようもない案だけど、例えばいじめられている人の前に異性が現れて「君なしでは生きられない」とか言われればそれでもう全て解決してしまう気がします。
なんか楽しいことがあればいいのだから。

なんか論旨が分解してきたのでこんなところで。やっぱりどうもちゃんとしたことが言えない・・・

>オーストラリア
その妹さんの言動はすぐに「謎の名言集」
・・・『ゴリラって実在するの?』などの愉快な発言が掲載された掲示板・・・
に投稿すべきですね。でもあそこ無くなっちゃったか。
ちなみに豪州に関しては大阪よりは詳しいのでなんでも聞いてください。
例えばゴールドコーストのゲーセンには中国人とアラブ人に向けた音ゲーがあるとか。
あしがる |  2006.12.12(火) 03:26 | URL |  【編集】
●こんばんわございます。
いらっしゃいませ。いやいや、ちっとも深くなんかありませんよ(汗)
私は逆に観念的なことを考えるのがあんまり得意じゃないんですよ。だから、そういうこと考えられる人のほうが「深い」なあと・・・隣の芝は青いってヤツですかね。観念的じゃないことも、ちゃんと考えられているかと言われると自信はゼロですが。

「必要以上に深刻に悩んでる」みたいな言い方ってすごく暴力的ですよね。「その程度でそんなに悩むお前がおかしい」って言われてるみたいで。じゃあ必要以上に悩まないお前が代わってくれ!って、叫びたくなっちゃいます。悪意はないんでしょうけど。
いやでも、ろくでもない「解決」案を出されてそれが現実になることを考えたら、まだ単にクダ撒いてるオヤジ(オバハンもいますが)のほうが害は少ないかもしれませんよ。

んー、人同士の繋がりって機械的になってるんでしょうかね?機械的ってどういうことなのかあんまり想像がつかないです。何のために繋がるかより、純粋に繋がること自体が目的になってきている、とかいうのはどっかで聞いたことがありますけども。
おそらく過去でも、体罰は暴走して陰惨な事件が連発したんだと思うんですよね。というか、暴走したからこそ「こりゃヤバイだろ」ってことで、なくなっていったんじゃないでしょうか。

いじめがエスカレートして、例えば殴られたり恐喝されたりすると、おそらく受け流しようがなくなってくるんですよね。
いじめられる側がうまくやっていく方法を見つけるのは、そりゃできるに越したことはないですけれど、それができないからこそ今現在いじめられているわけで。結局、今すぐにできることとしては「逃げろ、逃げるのはちっとも悪いことじゃない。胸を張って逃げろ!」と叫ぶこと、しか思いつかないです。
でも「微笑みながら助けを求めてる」事に気づけなければ「逃げろ」とさえ言えないんですよね。といって、あまり周囲が本人の内面に踏み込みすぎるのもどうかと思いますし・・・難しいです。

>『ゴリラって実在するの?』
「クジャクって何?」と真顔でほざいた大学生なら身近にいますよ(笑)
オーストラリアは、私はメルボルン近辺しか行ったことがないのですが、そういえば漢字(繁体字)とアラビア文字の入った音ゲー(太鼓の達人っぽいヤツ)見かけました!
ところでなぜに比較対象が大阪なんでしょう?
深海魚 |  2006.12.13(水) 23:41 | URL |  【編集】
●アントヴォルト
(要するにanswer)
トピックがすぐ過ぎ去るブログに返信するのはやめといたほうがいい気がするけどちょっとだけ。

いやーもう本だって論文系は音楽の以外まるっきり疎くて芥川龍之介とかばっか読んでてこれは社会的にダメなんじゃね?とか思いまくりですよ。
単なる『隣の芝』だったらとてもバランスが取れている気がするけど。

>いじめ
まさにそう、言おうと思っていたのは恥とか相手が改めればとか考えないで、
ヤバかったらその土地を逃げ出してでも子供を守るべきだと。
生きてさえいればとにかくなんとかなるのだから。
昔のヨーロッパの人とか結構子のためにそういうことしてた気がします。学校がダメなら家で教育するとか。
でもそれにはまず気づかないと・・・すべてはそれのような・・・

>豪州
おおすごい、全く同じものを見てましたか。
やっぱりサウジアラビアとかの金持ちが避暑しに来るんでしょう。
アラブの子供がプレイしてたけどとてもゲームになってなかった。滅茶苦茶に叩いてるだけで。

いや、少なくとも大阪よりは沢山の回数訪れたなと・・・
あしがる |  2006.12.14(木) 19:15 | URL |  【編集】
●ザイフイダー
(漢字にすると再回答)
いやいや、コメントはいつでもどれにでも大歓迎ですよ。そもそも、めったに来ないし(笑)

私は読もう読もうと思いつつ古典が全く手つかずで・・・我ながら教養が激しく足りないなあと。
あれだ、二人セットになればバランスが取れるとか?!

>いじめ
家族の自助努力に頼るのも限界があるでしょうから、「逃げる」ことを公的に支援する仕組みがほしいところです。
不登校や転校が社会的に不利になるのもどうにかしてほしいですし・・・私が元不登校児だから、余計こういうこと思うのかもしれませんけど。
どちらにしろ、まず気づかなきゃ、なんですよねえ;

>豪州
中国系の人もなんだかんだで多いですよね。中華料理店、人気ですし。
メルボルンの大きいフリーマーケット(名前忘れた)も、売り手の多くが台湾系の方でした、そういえば。
深海魚 |  2006.12.18(月) 00:08 | URL |  【編集】

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