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2006年11月21日(火)

ロリータ映画道楽 

エコール 監督:ルシーア・アザリロヴィック 出演:マリオン・コティヤールエレーヌ・ドゥ・フジュロール、他
***PG-12 小さいお子様は保護者の方と一緒に鑑賞しましょう***

渋谷のシネマライズで見てきました。パルコの中ではなく、目の前にある小さな映画館です。しかし最近、年齢制限のある映画を見る機会が多いなあ。

この日は嶽本野ばらさんがトークショーにいらっしゃるということで、興奮した深海魚が遊び仲間の先輩&同輩をずるずると引きずって連れて行きました。客層の半分くらいを見るからに野ばらさんが好きそうなお姉さま方が占めていましたが、他にお姉さま方に連れてこられたんだろうと思われる大きいお兄さんが数名(私が引っ張っていった2人も含む)と、残りは映画好きの普通の人、という感じでした。1人でいらっしゃってる男性の方もちらほら見かけて、勇気があるなあと思いました。
野ばらさんのしゃべり方は声の低い竜太郎さんという感じ。ゆっくりとした、訥々とした静かな話し方でした。この映画については
「agnes b. LOLITAが協賛していることもあり、日本のゴシック&ロリータとは違うヨーロッパのナボコフ的ロリータを描いた作品。作中にでてくる学校は、はたしてユートピアか監獄か。内容は難しいけれど、大人になればわかる。みんなこんなにおしゃれしてるわけだし(←ロリータファッションの子を指してると思われる)きっと入り込めるはず」
というようなことをおっしゃっていました。すがすがしいまでに男性観客を完全無視したトーク内容だったのが笑えました。頭にヘッドドレスやティアラやリボンをつけた娘しか目に入ってないんと違うか。

【More・・・】

物語の舞台は森の中にある、女の子ばかりの全寮制学校です。新学期がきて、棺に入れられてやってきた新入生・イリス。バレエの特待生になって誰よりも早く外に出ることを夢見るアリス。逃げ出すことばかり考えているローラ。毎晩どこかへ出かけていく、最年長のビアンカ。彼女らをとりまく、他の生徒たちと大人たち。その中で過ぎていく1年を描いています。
最近見てきた映画と同じように、この作品も謎を残す仕上がりになっています。観ていない方には何の話かサッパリになってしまって申し訳ないのですが、そもそも「学校(エコール)」とはなんだったのだろうと。純潔な少女時代を表す象徴、以外の意味もある気がしてなりません。私はさくらん / 安野 モヨコに出てくる遊郭の禿さんたちを思い出しましたけど。

直接的な性的表現は出てきませんが、ものすごくエロい映画です。特にラストに注目。ビアンカさん、こすりすぎです!そして、生徒たちの描写も鮮やかな季節もなぜか皆「死」につながっている気がして恐怖感を覚えさせる作品でもありました。どこが怖いのか説明しろと言われてもできないんだけれど、音から光の具合から子どもたちの表情から、もう何もかも恐ろしいのです。
もう一つ気になったのは、最上級生たちが卒業前に毎晩舞台で男性の観客に踊りを見せていたこと。男性に見られ、選ばれる=性的主体としての男の性的対象となることによって、卒業する=イノセンスを喪うのに、少女たちがものすごく幸せそうな表情をしていたのが現実を映しているようで、グロテスクでした。
綺麗なものが好きなあなたと、ショックを受けたいあなたにオススメします。

オススメ度:★★★★☆
*11/26追記 もうちょっと掘り下げて解釈してみました。コチラも併せてご覧ください。

■その後3人でカラオケに行ったのですが、珍しいことに部屋のドアが横に開けるタイプでした。
私:「あれ、これって自動ドア…ではないんですね」
先輩:「動くドアと言えばアサルトドアだよね、噛みついてくるヤツ」
私:「えー、ドア・イミテーターしか知りませんよ。噛むドアなんて」
先輩:「それ出典なんだっけ?」
私:「ソードワールドです」

先輩:「ああ、ファラリス神殿の」

ファラリス=フォーセリア世界の暗黒神
ピンポイントでそこ思い出しますか、普通?

■気の早いことに、街はもうクリスマス使用のイルミネーションに彩られています。
私:「ああ、去年の今頃『クリスマスうぜぇぇぇ!』とか吼えてたっけ・・・」
先輩:「そんなん毎年だよ」
私:「イヴの夕方に『今から飲み会やろう』とか呼び出されていったりね」

先輩:「俺は水分補給も食物補給もせずに都内をずっと歩き続けてたけどね」

な、何があったんですか。聞かないほうがいいですか、そうですか。
しかしクリスマスって、何か嫌がらせをしたくなりますね。イヴの夜中12時くらいに片っ端から電話をして、さぁ何人出るかな★とか、そーゆーのはどうだろう。

■今日のひとこと中国語
クリスマス→「聖誕(ションダン)」
サンタクロース→「聖誕老人(ションダンラオレン)」
あなたのおうちには、いつまで来てくれましたか?

クリスマスを撲滅したいあなたはコチラ
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

タグ : 映画評 エコール 嶽本野ばら クリスマス 御バカ日記 ルシーア・アザリロヴィック マリオン・コティヤール エレーヌ・ドゥ・フジュロール

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