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2009年06月25日(木)

「こころ」という曖昧な領域 

映画『精神』公式サイト
渋谷のシアター・イメージフォーラムで観てきました。
選挙 [DVD]を撮った想田和弘監督による、「観察映画」第2弾。「こらーる岡山」という精神科のクリニックと福祉作業所を兼ねたような場所で、そこに通う患者やスタッフと会話し、インタビューし、その様子をひたすらカメラに収めていきます。

その中で患者さんひとりひとりの生活や個人史にも切り込んでいくのですが、かれらが待合室…というか「居場所」として使われている部屋で語る、おそらくは事実と想像や誇張が入り混じった物語がとても興味深かったです。環境と「病い」の関わりについても、考えさせられました。
売り文句やいろんな方のレビューを見るかぎりは、「果たしてカメラのこちら側と向こう側、どちらが正常なのか…」といった感想が多く見受けられたのですが、実は私、お話の佳境でうっかり夢の世界へ…
『選挙』の時もそうでしたが、どうも想田作品って、寝てしまうようです。
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タグ : 映画評 想田和弘 精神 ドキュメンタリー

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2009年06月17日(水)

き、き、き、き、キ・グ・ル・ミ! 

タイトルは香奈の『血みどろ』(アルバム機械的人間より)のメロディーで読んでいただけるとありがたく。いや、さっきから何故かこのフレーズが頭から離れんのです。
キぐるみ―(で、醜さを隠そうとした少年のはなし) (文春文庫)キぐるみ―(で、醜さを隠そうとした少年のはなし) (文春文庫)
(2009/03/10)
D[di:]

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ずっと読みたいと思っていた本が文庫化されたので、買ってみました。中を開けて、ビジュアルノベルという形式だった単行本版をほぼ小説形式に書き直したものだと知り、少しがっかりしたのですが。
主人公は町全体が巨大なテーマパークになった「着ぐるみの町」で生まれ育った少年、「伏見トシハル(トシ)」です。彼の町では美しい人間はパレードのスターになることができる一方、パッとしなかったりブサイクならば着ぐるみを被って「かわいく」なり、観光客に愛想を振りまくことが義務づけられています。物語は、トシがそこに暮らしていた少年時代から、外の世界に旅立つ思春期、さらに町の家族の元へと回帰していく青年期までをたどっていきます。
「着ぐるみの町」はディズニー・ランドの醜悪なパロディにも見える一方、大都市からの観光のまなざしを受け入れてテーマパークのような町興しをする、現代日本の「地方」の姿のようでもあります。実際、舞台となる世界も地名がぼかされている(例:東京→「中央」)けれど、日本であることが文中でさらりと示されています。

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タグ : 書評 D[di:] キぐるみ

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2009年06月14日(日)

天井以前に入り口がガラスだったって話 

胸の内に止めておくべきかとも思ったけど、やっぱり個人が特定できない程度に書くことにする。もしご本人が読んだら分かるかもしれないので、そのときは公開でもあたしに直接でも、好きな手段で反論してくださって構わない。
私と、ある男のコのあいだの個人的な、だけど普遍性をもったやりとりのお話。

このところ、友人たちの就職活動の話を、よく耳にする。やはり、今年は相当に厳しいようだ。
そうしているうちに、少し気になることに気づいた。女のコたちの中に、「エリア営業職」だの「アソシエイト」だの、実質女性のみを採る一般職相当の職種に就くコがやたらと多い。そりゃ、望んでそういう選択をする人もいるし、運悪く就活が希望通りにいかない人も毎年いるだろう。だけど、ひとりふたりではなく、多数になってくると、話は違ってくる。それも、総合職に受からなかったから仕方なく、そちらを選ぶコがほとんどみたいだ。同じく一般職を選んだあたしの先輩の会社は、結局その部門を廃止して全員総合職に統合するらしいよ、という話をしたら、そのうちの一人が「じゃあ、私もそれ狙う!」とやけにはしゃいでいた。もちろん、そんなのが極々レアケースでしかないことは、そのコも、あたしも、その場にいた誰もが知っている。
企業が採用人数を絞るときは、まず女子からあおりを食う。同じ能力なら男子を採る。そんなことがあると知識としては知っていたけど、いざそれを目の前に突きつけられると、やっぱりショックだ。現代の女子学生が最初に性差別の存在を体感するのは就職活動のときだ、とは誰のことばだっけ。

あるいは、他の女のコが得意げに語る。自分は育休のとりやすさ等考えて、会社を選んだのだと。将来の結婚や出産があっても仕事をバリバリやっていけるように、今からワークライフバランスの計画はばっちりだという。もちろん、彼女の選択は賢い。今の現実の中で「女」を生きる彼女が不利にならない手段を先回りして講じておくのは、すごく賢明なことだ。共に暮らしたいと思う人(それはこれから出会うのかもしれないし、これから生まれるのかもしれない)と充実した生活を築くにはどうしたらいいか、若くして真剣に考えている。このコはできる人だなあ、と素直に思う。選ぶ余地があるくらい内定が出たのも納得がいく。
けど、それでもパートナーと結婚するときや子どもを持とうとするとき、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を調節するのは、彼ではなく彼女のほうなのか。こんなに仕事へのやる気で燃えている人でも、そうなのか、と思うと少しだけ切ない。

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2009年06月09日(火)

日曜日の飛行機ちゃん 

■土曜日の夜遅く、突然友達から「どこかに行こう」と電話がありました。どうも私は、いつでも呼び出せるヒマ人として認識されているようです。おかしいな、最近主に夜の仕事で忙しいはずなのに。ええまあ、この日は実際ヒマだったからいいんですが。

そして、翌日。「飛行機が見たい」と連れがいうので、所沢航空記念公園に行ってきました。
空を自由に飛びたいな♪
ケータイのカメラレンズが曇っていたせいで、写真がぼやけてしまいました。実際はまぶしい快晴の下、さわやかな午後だったのに、こうして見るとなんかホラー。
どこぞのお笑い芸人に「日本一つまらん公園」とこき下ろされたこともある場所ですが、私はここが結構好きです。小さい頃はちょくちょく来てはペーパープレインを買って飛ばしていたのですが、ある年から親に「もう行ってはいけない」と言われ、それっきりになっていました。おそらく、理由はダイオキシン騒ぎ。今思うと隔世の感があります。

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2009年06月06日(土)

まんたんに。 

■「今夜の謂いたい放題」Books、Music、Columnに1件ずつ、Moviesに2件、Gamesに3件追加しました。

■もはや遅刻・サボりの言い訳に「5月病」を使えなくなった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。年がら年中病気の深海魚です、こんばんわ。
もうね、頭も体も動かなくて、今が5月なのか確かめる元気すらなかったですからね。5月は5月病だから仕方ないんです。6月は雨が降るから仕方ないんです。7月は暑いから仕方ないんです。オマケに愛用の傘(晴雨兼用)が壊れたから、よけい外に出なくても仕方ないんです。お日様にあたったら粉になっちゃう。雨にぬれたら(化粧が)二目と見られなくなっちゃう。
いつも以上にバカになってたおかげで、新型インフルエンザの心配だけはしなくてすみました。

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2009年06月03日(水)

続今ではないいつか、ここではないどこか。 

前回の続き)
■前日のセッションから引き上げ、いお家で次に遊ぶシステムのお勉強をします。お部屋にあったお酒を、勝手にがんがん開けつつ。
エンゼルギア 天使大戦TRPG The 2nd Edition (ログインTRPGシリーズ)エンゼルギア 天使大戦TRPG The 2nd Edition (ログインTRPGシリーズ)
(2009/04/25)
井上 純弌F.E.A.R

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この日のために、いおが後輩からルールブックを借りてきてくれました。彼女と後輩さんに感謝。
舞台は現実とよく似た地形と歴史を持つ仮想世界。第二次世界大戦周辺と核についての歴史を、教科書程度でいいので知っておくとすんなり背景を理解できます。大戦初期、〈統一帝国〉と同盟を組んでどんどん勢力を伸ばしていた島国〈ヤシマ〉は、〈合衆国〉が人類を滅ぼそうとしているらしき〈天使〉を戦力として導入したことで、一気に巻き返されてしまいます。はい、どの国が現実のどの国に対応しているのかは、言うまでもございませんね。
この〈天使〉は原爆やチェルノブイリ等の寓意として作られていて、ニガヨモギつながりでヨハネの黙示録なんかも関わってくるわけですが、まあそれは置いといて。その後、対戦は非常に長く続くのですが、最終的に〈合衆国〉は〈統一帝国〉を滅ぼし、世界のほとんどを同盟国として傘下に置いて圧政を敷きます。〈ヤシマ〉も現代日本の領土の範囲までの撤退を余儀なくされ(加えて〈呪法爆弾〉で広島と長崎、東京にあたる地域を壊滅させられ)、鎖国の道を選びます。
なんだか、人文系脳みそを作動させればもっともらしいポストコロニアル批評でも書けそうな世界観ですが、ともかくその敗色濃い戦線下で、〈ヤシマ〉および亡命してきた〈統一帝国〉の軍人として、〈天使兵〉と戦うのがPCのお役目です。「シュネル・ギア」と呼ばれるロボットのような物に乗る、主戦力となるキャラクターのほかに、人造人間や機械化兵、司令官、科学者といったさまざまなキャラが作れます。

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タグ : ゲーム プレイレポート TRPG エンゼルギア

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