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2006年08月14日(月)

お土産は期待しないでください 

■20日まで訪中するため更新ストップ&音信不通になります。ご用の方は今日のお昼くらいまでに携帯にご連絡くださるか帰国後までお待ちください。
そんなに待てない!というせっかちさんは「届いたらラッキー」くらいのつもりで右にあるメールフォームに書き込んでください。旅先でネット環境のある場所に行く機会がもしあればチェックします。ただし日本語フォントを表示できない可能性が高いのでローマ字、英語もしくは中国語でお願いします。
なおテレパシー、毒電波、カミソリレターなどによる通信は丁重にお断りさせていただきますのであしからず。

「今夜の謂いたい放題」Booksに1件追加しました。

南京事件への意見・印象の募集期間も20日までとさせていただきます。
書き込み内容はなんでもOKです。たとえば「関心がない」「どうでもいい」も立派な印象のうちですし。長くなってしまうのと本来の趣旨から外れてしまうのでコメント欄で個別に応答はしませんが、帰ってきてからお返事と何でいきなりこんな質問をしたかの説明を兼ねたエントリーを上げることになると思います。
あ、一番乗りだった壬音サマはリクエストをどうぞ。

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2006年08月14日(月)

料理なんて食えりゃいいんだよ 

きょうも料理―お料理番組と主婦 葛藤の歴史 きょうも料理―お料理番組と主婦 葛藤の歴史
山尾 美香 (2004/04)
原書房

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「お母さんが手間をかけて料理を作るのは愛情である」「手抜きをするのは愛が足りない」
こんな思い込みがどっからでてきたのか不思議だと思うあなたにオススメです。だって変でしょ、昔の良家の奥様やおたあ様は料理なんか女中にやらせてたのに「愛情不足」だなんて言われなかったんだから。「手料理」と「愛情」の関係性は自明のものじゃなかったんです。
それじゃあいったいいつ、どうやってそんなものが出来たの?それを明治から平成の現代に至るまで、国の政策、お料理本、ラジオやテレビの番組、料理におけるブームなどから読み解いています。もともとは修士論文と雑誌掲載論文だったものを一般向けに書き直しているので文体が不自然なのがちょっと気になりますが、家庭料理をめぐる事情を縦の時間軸で追うには便利な本だと思います。

主婦でも母でもなく「子ども」の立場である深海魚は「愛をこめて料理を作らなければいけない」という圧力を肌で感じたことはほとんどないのですが、なんとなく家庭料理とはそういうものだと思い込んでいる部分はありました。それが作られたイメージであるということを頭では知っていても、イメージが形成された経緯までは理解していなかったので勉強になりました。
個人的には著者が学生にとったアンケートが印象的でした。「普段食事を作るのは誰ですか」という質問に多くの学生は「お母さん」と答えるのだけれど、その理由を問われると普段家事をしない学生ほど「母だから」「主婦だから」と役割を前面に押し出した回答をするっていうヤツ。それと、女性の料理に「日常的に手間をかける」ことが求められることに対し男性の料理は一般的に「最低限の家事」か「家事労働ではない趣味」かのどちらかになるという話に納得。まあその意味では私の料理は「男の料理」ですが。

テーマ : 料理の本 - ジャンル : 本・雑誌

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