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2007年09月03日(月)

いつでもどこでも知識収集 

■ここんところキャバの求人チラシをもらってばかりの深海魚です。こんばんわ。ああ、もう女子高生には見られない・・・(当たり前です)
といっても私はどう考えても接客業向きではないし、第一シゴトで酒を飲むなんていやだ!酒は遊びで飲むんだい!・・・というわけで、私には不要なので捨てようと思ったのですが。よくみたら、中に油とり紙を入れてやがります。貧乏性さんにはもったいなくて、捨てるに捨てられなくなりました。なんか悔しいぞコンチキショウ。

■町を歩いていたら、こんな本を見かけました。
不妊治療はつらくない―むだな検査や薬がふたりの赤ちゃんを遠ざける 不妊治療はつらくない―むだな検査や薬がふたりの赤ちゃんを遠ざける
加藤 修 (2002/04)
主婦の友社

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最近避妊と生殖技術について調べていたので、思わぬところで医療者側の視点から書かれた書物に出会えて「お、ラッキー」と思って手に取りました。興味しんしんで冒頭の部分をめくってみたはいいのですが・・・
(現物が手元にないので、引用はうろ覚えです)

冒頭のっけから「女性が一番望むもの・・・それは愛する夫との間にできた、愛の結晶の赤ちゃんです」
・・・えええ、私は女性じゃなかったの?
「産め」という社会的圧力がどうこうという部分を取っ払っても、子どもが欲しい、子どもと一緒にいたいという女性(に限らないが)はたくさんいることは否定しませんが、断定しちゃいかんでしょ。しかも、赤ちゃんが欲しいからといって、一番とは限らないんじゃないですか。「一番欲しいもの」じゃなきゃいけない理由もないし。
ていうか、夫との間限定ですか。

「普通の女性と原因不明不妊の女性の違い」
そして、最初のほうの節の見出しがこれ。原因不明でも女性に違いがあるとおっしゃるんですか、あなた様は。他にも、「健康」な女性が排卵期にセックスすれば十中八九妊娠する、とか、膣外射精とコンドームを避妊方法として同列に並べていたりとか、いろいろいかがなものかと思われる記述がありました。

ごく最初のほうだけでこれだけアレだったので、げんなりして棚に戻してしまいました。私は産みたくない人なので関係ないといえば関係ないんですが、これじゃあ産みたい人もやる気をそがれる気がする。
でも、もしかしたら資料として参考になったかもしれません。冒頭で放り出したことをちょっと後悔。

今夜の小ネタ
「下妻物語」原作者の嶽本野ばら容疑者を逮捕 大麻所持で ―中国新聞
魚拓

映画化された小説「下妻物語」原作者の嶽本野ばらたけもと・のばら(本名・嶽本稔明たけもと・としあき)容疑者(39)が、大麻を所持していたとして、麻薬取締法違反(所持)の現行犯で警視庁新宿署に逮捕されていたことが三日、分かった。
(中略)
「初めは海外で興味本位で吸った」と供述しているという。同署は、大麻を海外から持ち込んだ可能性があるとみて入手経路を調べている。

テレビを観ない人なので情報が遅いのですが、先ほど友人から一報があって知りました。
なんていうか、もう、びっくり。何してんだ野ばらちゃん。

今夜のひとこと中国語
大麻→「大麻(ダーマー)」
オランダ以外ではダメ、ゼッタイ。

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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 心と身体

タグ : キャバ不妊治療嶽本野ばら大麻逮捕

【編集】 |  20:19 |  日常  | TB(0)  | CM(5) | Top↑

Comment

あぁ~あの人捕まったのか。
大麻所持の合法な所ってオランダだけなのかな?米国のどこかの州で合法だったような?
あとでぐぐってみようっと。
遙斗 |  2007.09.03(月) 23:21 | URL |  【編集】
嶽本野ばらさん逮捕は初めて知りました.
去年1年間,スランプを体験したので,創作者が麻薬に走ったり自殺したりするというのも頷けるなと,頭ではなく心で理解した私の登場ですよ.

本も冒頭から著者の思想と合わないと感じると読む気がうせますよね.
医者は科学者じゃない上に,一般書籍書き始めると相当怪しいモノだと思ってます.
避妊技術関係だと論文読むのが一番良いです.

日本に居ると避妊関係の話題というのを余りみかけないですね(海外だと多いのか分かりませんが).
避妊スプレーとかパッチとか,液体コンドームとか結構進歩してるみたいだけど
使う機会が無いので詳しくても全く意味が無いという・・・
玉響 |  2007.09.04(火) 00:50 | URL |  【編集】
>遙斗サマ
所持が合法なのはコロラド州デンバー市ですかね。ヨーロッパの国々では個人使用のための少量の所持ならば処罰されないところが結構あるみたいです。また、法律上は犯罪でも自由刑は課さず、実質取り締まられていないことも多々あるとか。法律で禁止されていても、宗教上の理由で使用されていることもありますね。ラスタファリアンの方など。
どのくらい正確かはわかりませんが、ウィキペディアに面白い話が載ってました。

>ベルギー
少量所持を許容する法案が可決されたものの、運用方法の曖昧さにより裁判所で却下され、現在国会で条文が再検討されている。条文が再可決されるまでの暫定的なガイドラインとして、少量所持が発覚した場合は口頭注意にとどめ、大麻そのものの没収はしないよう通達されている。


没収しないのかよ!
ただ、常用すると統合失調症などのリスクが大きく高まるという話もあり、(http://d.hatena.ne.jp/gordias/20070728)吸わないに越したことはないのでしょう。こんなこというと「お前はまず禁煙しろ」って怒られそうですが。

>玉響サマ
実際、薬物乱用するのも自殺するのも創作者に限らず、ですけどね。「作品の価値」などによって「フツーの人」と違う道徳基準を適用しよう、という論調には違和感を覚えてしまいます。「ゲージュツカ」がやっていいことなら「フツーの人」がやったっていいじゃんねえ、と。

この本は本来不妊「治療」についてのものなんですけど、本編に入る前にげんなりしてしまったせいで、内容はなにも・・・
医師も少し自分の仕事から外れる発言をするとあっという間にトンデモさん、といういいサンプルかもしれません。この人の仕事自体の評価は、私にはできませんが。

日本ではいまだに、避妊関係の話題を口にすること自体のタブー視が強いのかもしれませんね。その一方で、欧米で人工妊娠中絶が合法化される前から「中絶大国」であったという顔も持ち合わせているわけですから、なかなか複雑だと思います。近年は女性ファッション誌などで避妊・ピル特集が組まれることも出てきましたが、男性ファッション誌では・・・組まれないんだろうなあ。
学校教育でも、私の周りの東京出身の同世代人の中でさえ、出身校によって習った内容に大きく差があるようです。近年バックラッシュが吹き荒れたこともあって、ちゃんとした知識が教えられてないんじゃないかとかなり不安です。
>避妊スプレーとかパッチとか,液体コンドーム
いろいろあるみたいですけど、どうも「新しいのが出てきたから試してみよう」って気にはならないんですよ。手に入れること自体が面倒ですし。第一、試してみてもし失敗したら誰が責任取るんだ!とか思ってしまって。いや、誰が・・・って私がに決まってるんですけどね(笑)
深海魚 |  2007.09.05(水) 20:20 | URL |  【編集】
>「新しいのが出てきたから試してみよう」って気にはならないんですよ
あー,自分が試す機会自体無いんで思い至らなかったです(゚∀゚)
機械だとか小物だとかは,新しいのが出ると買って試したくなる人たちが居るわけですが
避妊だとそういう人は居ないでしょうね.
新しい避妊具を試すのがカッコイイ的な風潮を雑誌とかが作れば・・・?ダメそうですねw

>試してみてもし失敗したら誰が責任取るんだ
そもそも成功したかどうかも分からないですよね.
コンドーム+液体コンドーム+ みたいに重ねがけするわけで,新技術を試しても効果の程はわからない と.

海外ではどうなんでしょうね.
どういう雰囲気で「新しい避妊具試そうぜ」とか成るんだろう・・・
玉響 |  2007.09.11(火) 16:00 | URL |  【編集】
●ははは
機会がありゃいいってもんじゃないですけどね・・・(遠い目)
やっぱり繁華街で配るか、ホテルに置いとくのが一番早いんじゃないでしょうか。わざわざ買いに行くのが面倒でも、目に見えるところで無償提供されていれば手に取る人はいると思います。雑誌は・・・まず「避妊はカッコイイ」から始めないと(笑)
女のコだけの問題にされてしまわないためにも、男性ファッション誌にちゃんと載せてほしいですねー。

あ、そっか避妊具って重ね掛けできましたね。なぜか単体でつかうことしか考えてませんでした。重ねるなら、リスクが怖いからつかわないっていうのはなくなりますね。組み合わせで効果が相殺しちゃうの以外は。
まあ、どんな避妊法も、それ自体が成功したのかどうかは誰もわからないんですけど。だからこそ、不確実な方法で安心してしまう人も多いんだと思います。

海外では、学校や保健所などで避妊の相談をしやすいように窓口が設けられている国があるそうです。もしかしたら、そういうところで紹介しているのかもですよ。
深海魚 |  2007.09.15(土) 00:24 | URL |  【編集】

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